税金と金融資本

 我が家はほとんど銀行預金で貯蓄しております(額は2,3千万)。投資信託も行っており、こちらはこの一年で10%程度増えていますが投資額が少額のため、金額としては大したものではありません。開業せずにこのまま勤務医を続けていくとすると、子供の養育費など考えると心もとないですね。

 一般的には医師は高給とはされていますが、所得税や社会保障税で4~5割をお上に持っていかれます。重税のイメージがある江戸時代でさえ、せいぜい2割から3割程度が実効税率であったと言われており、現在からみると牧歌的です。もちろん基本的人権など、近代社会で生まれた権利を有しているわけではありませんが、少なくともお金をぶんどられる程度はまだマシでした。

 現在の高齢化社会を考えると負担が大きいのはしょうがない、という世論が形成されているように思われますが、数十年、数百年のちに振り返ってみると平成、令和年代は極めて税率が高かった年代と言われるのかもしれません(もしくはさらに税率が上がっているBlackな世になっているかもしれませんが)。。

 このまま大きな政府として際限なく社会保障税を上げていくならばいずれは完全な社会主義国家になるかもしれません。いずれにせよこの重税では、我々の給与のみによって十分な金融資本を構築するのは困難です。

 社会の在り方をよく観察しつつ、自己そして家族を守るためにも賢く金融資本を積み上げていきたいですね。このブログでは私がここのところ取り組みつつある資産形成なども書いていきたいと思います。

医師夫婦のブログ

都会で暮らす中堅医師夫婦。最適なライフワークバランス、というか子育てしながらどうやって働くか。仕事や子育てや投資について綴ります。

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