社会資本について
社会資本(=社会的ネットワークにおける人間関係)は幸福度に大きく寄与します。
アラフォー医師夫婦の私は妻、子供たちと核家族として暮らしています(隣の県に岳父母がいます)。恐らく同年代の他の家庭も我が家同様に仕事と子育てに忙殺され、友人と遊ぶ時間というのは取りづらいのではないでしょうか。
ここで問題なのは、だいたい30歳を超えてくると中々親密な関係性を"新たに"構築することが、無理とは言わないまでも容易ではなくなってくることです。しかし、20年,30年後を考えると、家族・親類のみが社会資本というのは非常に危険な状態です。もちろん一番大切なことには違いありませんが、子供たちはいずれ独立し、そのころは日本以外の国々に在住している可能性も十分あります。
そう考えると、老後も幸せである=社会資本が豊かであるためには、
①海外でも老後を過ごせるように準備する
②少なくとも日本で家族以外の十分な社会資本(≒友人関係)を構築する
上記2つに対応する必要があります。
①は経済的な問題ですが(この場合は社会資本≒家族となる)
②に関してはこれまでの交友関係を維持・強化するのが有益と考えられます。
以上の理由から、可能な限り妻にも積極的に友人との交友に出てもらってます(私が子守りすることも厭いません)。友人関係も、やはり意識的にメンテナンスを行わないと関係性は変化し、先細りしてしまいます(昔の友人感覚が何もしなくても維持される訳はありません)。昔の資産(友人関係)に胡坐をかかず、積極的にアプローチしていきたいと思います。
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